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VFTS 352
VFTS 352は大マゼラン雲の中にあるタランチュラ星雲にあるO型主系列星同士からなる連星である。この連星を形作っている2つの恒星はどちらも太陽の28倍の質量と40000Kを越える表面温度を持つ。この連星は恒星同士の表面が接触している接触連星であるが、表面だけでなく外層までもが接触している為、過剰接触連星と呼ばれる極めて珍しい分類に属する。
== 連星系 == この連星系はお互いの表面と外層を共有しながら1.1241452日で公転している〔。お互いの恒星の中心は1200万Kmしか離れていない〔。一般的に接触連星の場合、質量が小さい方の恒星が質量が大きい方の恒星の物質を吸い込むのだが、VFTS 352の場合は双方の恒星の質量にほとんど差がない為、そのような現象は発生しない〔。試算では双方の恒星を形作っている物質の30%が共有されているという結果が出ている〔。 このような連星は寿命が非常に短い為、観測されることは非常に珍しい〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「VFTS 352」の詳細全文を読む
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